木倉和一郎

木倉 和一郎(きくら わいちろう、1902年明治35年)3月12日[1] - 1994年平成6年)1月10日[1])は、日本政治家衆議院議員・千葉県議会議員)、初代佐倉市長、千葉県弓道連盟初代会長。経済界でも活躍。

経歴

1902年明治35年)、現在の千葉県佐倉市に生まれる。1920年大正9年)に旧制佐倉中学校(現在の千葉県立佐倉高等学校)を卒業。1929年昭和4年)に東京帝国大学経済学部(現在の東京大学経済学部)を卒業。

1929年、千葉県の佐倉町会議員となり、1932年昭和7年)には千葉県会議員となった。1934年には32歳の若さで佐倉町長に就任。

1940年に召集され陸軍高射学校に入隊し、千葉陸軍高射学校の将校として配属された。

戦後には、初代の佐倉市長に就任(1954年 - 1958年)。1958年には衆議院議員選挙に自由民主党公認で出馬し初当選するも、病気療養から1期で引退。

国政引退後の1963年から再度千葉県議を務めると共に、全国信用金庫協会理事、千葉地方裁判所調停委員などを歴任。1973年には勲四等旭日小綬章を受章。1983年3月19日付佐倉市名誉市民。

1994年心不全のため91歳で没[1]

脚注

  1. ^ a b c 『現代物故者事典 1994~1996』189頁。

参考文献

  • 『現代物故者事典 1994~1996』日外アソシエーツ、1997年。


公職
先代
新設
千葉県佐倉市長
1954年 - 1958年
次代
岩渕剛
千葉県の旗 旧千葉2区選出衆議院議員(1947年 - 1993年) 国会議事堂
定数4
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
第31回
第32回
第33回
第34回
第35回
第36回
第37回
第38回
第39回
第40回
↓:途中辞職、失職など、↑:補欠選挙で当選。
  • 木倉和一郎1954.4.26-1958.4.25
  • 岩渕剛1958.4.26-1959.9.5
  • 堀田正久1959.10.4-1975.10.3
  • 菊間健夫1975.10.4-1995.2.28
  • 渡貫博孝1995.4.23-2007.4.26
  • 蕨和雄2007.4.27-2019.4.26
  • 西田三十五2019.4.27-
カテゴリ カテゴリ
  • 表示
  • 編集