山内康豊
凡例 山内 康豊 | |
|---|---|
 山内康豊像(要法寺蔵) | |
| 時代 | 戦国時代 - 江戸時代前期 |
| 生誕 | 天文18年（1549年） |
| 死没 | 寛永2年8月29日（1625年9月30日）[1] |
| 改名 | 康豊、忠豊 |
| 別名 | 吉助、次郎右衛門 |
| 戒名 | 法光院殿前匠作照円日賑大居士 |
| 墓所 | 要法寺（高知県高知市筆山町） |
| 官位 | 修理亮 |
| 幕府 | 江戸幕府 |
| 主君 | 織田信忠→溝口秀勝→山内一豊 |
| 藩 | 土佐藩 |
| 氏族 | 山内氏 |
| 父母 | 父：山内盛豊、母：法秀尼（梶原氏） |
| 兄弟 | 十郎、通、一豊、康豊、米、合 |
| 妻 | 正室：長井利直娘、妙玖院（水野氏娘） |
| 子 | 忠義、方綱（松平石見守之綱二男）、女子（方綱妻。のち西園寺公益妻）、女子（津田平八郎某妻。のち稲葉正成室）、女子（山内吉佐妻）、政豊、重昌、一唯 |
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山内 康豊（やまうち やすとよ）は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名。初代土佐藩藩主・山内一豊の同母弟[2]。はじめ康豊、のち忠豊を称した[3]。吉助、次郎右衛門、修理亮[4]。
生涯
天文18年（1549年）、尾張国岩倉城城主・織田信安の家臣・山内盛豊の四男[3]として同国黒田城にて誕生した。母は梶原氏[3]（あるいは二宮一楽斎の娘[5]）。
慶長5年（1600年）、関ヶ原の戦いの後、兄・一豊は土佐国に封ぜられた[6][7]。同年11月、一豊は、康豊を先陣として土佐国に入国させた[6][7]。このとき長宗我部氏の遺臣に帰服を求めた康豊の書状が現存している[6]。
慶長6年（1601年）6月、康豊は同国幡多郡中村2万石に封ぜられた[7][8]。ただし、江戸幕府は康豊の所領を土佐藩の支藩として公認したわけではなかったので、康豊時代の土佐中村藩は正式に認められていなかったとの説もある[要出典]。
慶長10年（1605年）に一豊が死去すると、康豊の子・忠義が14歳で藩主となる[7][8]。康豊は、徳川家康の命を受け、若年だった忠義の後見役として藩政に参与した[7][8][3]。
寛永2年（1625年）8月29日、死去[8][1][3]。77歳[1][8][3]。要法寺に葬られた[7][3]。
なお、山内家18代当主・山内豊秋は、康豊は兄より優れた人物だったと評した。
家族
- 妻
- 子
関連作品
脚注
- ^ a b c 山本 2005, p. 307.
- ^ 寛政譜 1923, pp. 321–322.
- ^ a b c d e f g h i j 寛政譜 1923, p. 330.
- ^ 寛政譜 1923, p. 322.
- ^ 寛政譜 1923, p. 321.
- ^ a b c “山内康豊の書状”. 土佐市 (2022年3月10日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “高知市歴史散歩”. 高知市. 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g “土佐史の人々－初期－”. 高知城歴史博物館 (2019年11月27日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ 寛政譜 1923, p. 322,330.
- ^ “土佐藩歴代藩主紹介”. 高知城歴史博物館. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “功名が辻の出演者・キャスト一覧”. WEBザテレビジョン. 2024年3月3日閲覧。
参考文献
外部リンク
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus『山内康豊』 - コトバンク
- 山内康豊の書状 - 土佐市
