外心(Cc)と類似重心(Sy)とブロカール円 ブロカール円(ブロカールえん、Brocard circle)は、三角形の外心と類似重心を直径の両端とする円の名称である。
名称は1881年に論文を発表したアンリ・ブロカール(フランス語版、英語版)に由来する。
性質
円上には外心・類似重心の他に2つのブロカール点が存在する。
3辺の長さを abc、外接円の半径を R とすると、この円の半径は
![{\displaystyle R_{b}={\frac {\sqrt {a^{4}+b^{4}+c^{4}-(a^{2}b^{2}+b^{2}c^{2}+c^{2}a^{2})}}{a^{2}+b^{2}+c^{2}}}R}](https://wikimedia.org/api/rest_v1/media/math/render/svg/e19aea8fcfd10b26a128b54c68cf819e665c065d)
で表される。
ブロカール円の中心X(182)、つまり外心と類似重心の中点の三線座標は以下の式で与えられる。
ここでωはブロカール角である。
関連項目
外部リンク
- Weisstein, Eric W. "Brocard Circle". mathworld.wolfram.com (英語).
- Weisstein, Eric W. "Brocard Diameter". mathworld.wolfram.com (英語).