バカボンのパパよりバカなパパ

バカボンのパパよりバカなパパ
赤塚不二夫とレレレな家族
著者 赤塚りえ子
発行日 2010年7月1日
発行元 徳間書店
ジャンル エッセイ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 331
コード ISBN 978-4-19-862967-0
ISBN 978-4-344-42388-6(文庫判
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バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族』(バカボンのパパよりバカなパパ あかつかふじおとレレレなかぞく)は、赤塚不二夫の実娘・赤塚りえ子によるエッセイ。感性のまま生きた天才漫画家・赤塚不二夫の素顔と赤塚家にまつわるさまざまなエピソードをひとり娘の視点から秘蔵写真とともに赤裸々に綴った家族録で、徳間書店から2010年7月1日に刊行された[1]。『バカボンのパパよりバカなパパ』と改題し、幻冬舎文庫より2015年10月8日に文庫化されている。

赤塚不二夫の没後10年に合わせ、2018年6月にNHK総合テレビの「土曜ドラマ」枠にて玉山鉄二主演によりテレビドラマ化された[2]

あらすじ

登場人物

書誌情報

  • バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族(2010年7月1日、徳間書店、ISBN 978-4-19-862967-0)
  • バカボンのパパよりバカなパパ(2015年10月8日、幻冬舎文庫、ISBN 978-4-344-42388-6)

テレビドラマ

バカボンのパパよりバカなパパ
ジャンル テレビドラマ
原作 赤塚りえ子
脚本 小松江里子
幸修司
演出 伊勢田雅也(NHKエンタープライズ
吉村昌晃(ADKアーツ)
出演者 玉山鉄二
比嘉愛未
長谷川京子
森川葵
馬場徹
草笛光子
松尾スズキ(案内人)
時代設定 1973年 - 2009年
製作
製作総指揮 内藤愼介(NHKエンタープライズ)
佐藤啓(ADKアーツ
中村高志(NHK)
プロデューサー 野村敏哉(ADKアーツ)
制作 NHK
放送
音声形式解説放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年6月30日 - 7月28日
放送時間土曜20:15 - 20:43
放送枠土曜ドラマ (NHK)
放送分28分
回数5
公式サイト

特記事項:
第1回は「初回拡大SP」として19:30 - 20:43に放送。
7月7日放送の第2回は、番組途中に千葉県で最大震度5弱を観測する地震が発生し、20:25頃に緊急ニュースに切り替わったため中断、そのまま途中打ち切り[3]となった。
第4回、最終回を7月28日に2話連続放送[4]とするが、第4話は19:30-19:58に、最終話は20:02-20:30にそれぞれ放送(通常編成時の放送時間よりいずれも繰り上げ)。
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バカボンのパパよりバカなパパ』と題し、NHK総合の「土曜ドラマ」枠にて2018年6月30日から7月28日まで放送された。全5回。主演は玉山鉄二[2]

ストーリー

キャスト

主人公

赤塚不二夫
演 - 玉山鉄二[5]
昭和を代表するギャグ漫画家。「世界一のバカ」を目指しており、その才能をテレビや舞台で生かし、活躍の場を広げている。思いやりがあって面倒見が良い一方で、アシスタントと銀玉鉄砲で遊ぶ、飲み屋で夜中まで遊び、そこで知り合った大人数の他人を事務所に呼び寄せて更に飲み明かす、浮気は当たり前など、家族の事を顧みない破天荒な生活を送るダメな男であるが、本心は家族の事を誰よりも心配している。

赤塚家

鈴木眞知子→赤塚眞知子
演 - 比嘉愛未[6]
不二夫の二番目の妻。世界一のバカを目指す不二夫を愛し、破天荒な不二夫に振り回されながらも温かく見守り、前妻の登茂子と共に不二夫を支えている。りえ子にとって義母(もう一人の母)であり、姉のような存在でもある。
赤塚登茂子→江守登茂子
演 - 長谷川京子[7]
不二夫の最初の妻で、りえ子の母。不二夫が無名の頃から苦楽を共にし、不二夫にも負けない笑いのセンスを持っている。破天荒な不二夫の言動に耐えてきたが、浮気を繰り返す不二夫に離婚届を突きつけ、結果的に離婚するが、本心は別れる気は無かった。離婚後も不二夫と関わり合いを持ち、眞知子にプロポーズをさせようと様々な手を使い、不二夫の再婚に一役買っている。
赤塚りえ子
演 - 森川葵[8](子供時代:住田萌乃
不二夫・登茂子の娘。思春期になると、破天荒で登茂子の事を考えない不二夫に反発するが、眞知子の助言で考え方が少し変わる。
キータン(江守清人)
演 - 馬場徹
登茂子の再婚相手。りえ子の義父で変わり者が多い赤塚家の中では、数少ない常識人で、登茂子を愛し、不二夫を尊敬し、不二夫に反発するりえ子をなだめる等、温厚で優しい性格。

不二夫の関係者

横井隆
演 - 浅香航大
不二夫の担当編集者。新人の頃から良い時も悪い時も不二夫と深い関わりを持ち、不二夫と共に青春を過ごして来た。
潤子ママ
演 - 草笛光子
不二夫が無名時代から通うスナック「潤子」のママ。不二夫の事なら何でも知っており、不二夫も母のように慕い、心の支えとなっている。不二夫と同じ満州育ちで、戦争で負けて日本に引き上げて来た。

不二夫のアシスタント

冨島邦一
演 - 駿河太郎
アシスタント、のち漫画家。
長瀬光雄
演 - マギー
チーフアシスタント、のち漫画家。
木下拳太郎
演 - 井藤瞬
松本てつや
演 - 千代將太
東野徹
演 - 駒木根隆介

その他

ユキ
演 - 押元奈緒子
スナック「潤子」のホステス。
レレレのおじさん
演 - なぎら健壱
赤塚家の近所を掃除しているおじさん。
店主
演 - 池田鉄洋
宝石店の店主。
タモリ
演 - 瀧川英次[9](第2回)
当時無名のタレントだったが、不二夫は、彼の独特の才能に惚れ込み手厚くサポート。不二夫は「人気物になる」とも断言し、後にその言葉は現実となる。
杉本健一
演 - 藤原季節
りえ子の恋人。
弘人
演 - 寺田心
不二夫が病院で知り合った全盲の少年。

ドラマの案内人

案内人
演 - 松尾スズキ

スタッフ

放送日程

放送回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 備考
第1回 6月30日 わしは天才なのだ 小松江里子 伊勢田雅也 初回拡大SP(19:30 - 20:43〈73分〉)
第2回 7月07日
7月14日
モテモテで困るのだ 7月7日は、番組の途中に地震関連の緊急ニュースが入り20:25に中断、そのまま途中打ち切りとなった為[10]、翌週の14日に振替放送された[3]
第3回 7月21日 パパは賛成の反対なのだ 幸修司
第4回 7月28日 わしは太陽なのだ 吉村昌晃 2話連続放送[4]
通常編成時より45分繰り上げ(19:30 - 19:58)[11]
最終回 みんなで生きるのだ 小松江里子 伊勢田雅也 2話連続放送[4]
通常編成時より13分繰り上げ(20:02 - 20:30)[11]

関連商品

サウンドトラック

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “赤塚不二夫の娘が綴る「バカボンのパパよりバカなパパ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年7月10日). https://natalie.mu/comic/news/34130 2018年6月12日閲覧。 
  2. ^ a b “玉山鉄二さん主演『バカボンのパパよりバカなパパ』制作開始!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2018年4月2日). 2018年6月12日閲覧。
  3. ^ a b NHKドラマ [@nhk_dramas] (2018年7月9日). "【バカボンのパパよりバカなパパ】地震関連報道のため中止となった第2回の放送ですが、以下の通りとなりました。 総合:2018年7月14日(土)午後8時15分 再放送・総合:2018年7月21日(土)午前1時10分 ※金曜深夜 t.co/SJvmCEnRmf #NHKドラマ #バカボンのパパよりバカなパパ". X(旧Twitter)より2019年6月6日閲覧
  4. ^ a b c “土曜ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」今後の放送予定”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2018年7月13日). 2018年7月21日閲覧。
  5. ^ 玉山鉄二 - NHK人物録
  6. ^ 比嘉愛未 - NHK人物録
  7. ^ 長谷川京子 - NHK人物録
  8. ^ 森川葵 - NHK人物録
  9. ^ 瀧川英次/赤ペン瀧川 [@akptakigawa] (2018年7月7日). "タモリ役は僕でした。ドラマは途中で中断となりましたが…振替放送でまた会いましょう。 #バカボンのパパよりバカなパパ…". X(旧Twitter)より2019年6月6日閲覧
  10. ^ “土曜ドラマ バカボンのパパよりバカなパパ(2)「モテモテで困るのだ」 我慢強く不二夫(玉山鉄二)を支えていた妻・眞知子(比嘉愛未)が家出する。赤塚ファミリーは大騒ぎ。何が原因なのか、不二夫には心当たりがありすぎてわからない。”. NHK 番組表. 日本放送協会. 2018年7月10日閲覧。
  11. ^ a b 当初は19:30 - 20:15に『ブラタモリ #110「那須」』を放送予定だったが、こちらは休止となった(なお、同番組は9月1日に振替放送された)。

関連項目

外部リンク

  • バカボンのパパよりバカなパパ - 幻冬舎
  • バカボンのパパよりバカなパパ - ウェイバックマシン(2018年6月12日アーカイブ分) - NHK 土曜ドラマ
  • 土曜ドラマ バカボンのパパよりバカなパパ - NHK放送史
  • 父と家族の絆を描く【父の日ドラマ特集】|番組|NHKアーカイブス
  • 家族の繋がりを育もう【家族の日特集】|番組|NHKアーカイブス
NHK総合 土曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
(2018年4月21日 - 5月26日)
バカボンのパパよりバカなパパ
(2018年6月30日 - 7月28日)
不惑のスクラム
(2018年9月1日 - 10月13日)
土曜ドラマ
※ 特記がない限りは21時放送、「*」…20時放送。「★」…22時放送。
 
第1次(1975年 - 1984年)
1975年 - 1979年

遠い接近 - 中央流沙 - 愛の断層 - 事故 - この町の人 - 愛染かつら - 生ける人形 - 浪華悲歌 - 限りなき前進 - 男たちの旅路(第1部) - 花に棲む - 寺島町奇譚 - 紅い花 - 閃光の遺産 - 高層の死角 - 轢き逃げ - 暗い落日 - 男たちの旅路(第2部) - 堂々たる打算 - およね平吉時穴道行 - 終りなき負債 - もしも・あの時 - 棲息分布 - 最後の自画像 - 依頼人 - たずね人 - 男たちの旅路(第3部) - 虹の花 - 優しい時代 - 兄とその妹 - 出来ごころ - 人情紙風船 - 十字路 第一部 - 天城越え - 虚飾の花園 - 一年半待て - 火の記憶 - 十字路 第二部 - 阿修羅のごとく - 死にたがる子 - 血痕追跡 - 四角な船 - 失楽園'79 - 大阪親不孝通り - 大阪発-あした - 男たちの旅路(第4部) - 素直な戦士たち

1980年 - 1984年

阿修羅のごとく パート2 - 離婚 - 天才画の女 - 空白の900分―国鉄総裁怪死事件― - 暁は寒かった―誰かが母を殺した日― - さらばきらめきの日々 - 魂の夏 - 蛇蝎のごとく - わが青春のブルース - 踊る - 君はまだ歌っているか - タクシー・サンバ - 価格破壊 - けものみち - 大阪ドン・キホーテ - 横浜物語 - 遠雷と怒涛と - 噂になった女たち - 私の父の反乱 - 希望 - 翔べ!南十字星号 - 追跡 - 白き抗争 - 欲望 - 日だまり - 波の塔 - 話すことはない - 華族の女 - わたしの名は女です - 青春スクランブル

 
第2次(1988年 - 1998年)
1988年 - 1989年

結婚する手続き - カイワレ族の戦い - 十九歳 - ときめき宣言 - 翔べひよっ子 - 夕陽をあびて - 兄弟 〜あにおとうと〜

1990年 - 1994年

別の愛 - 家族の値段 - 恋愛模様 - 理想の男性 - 新十津川物語 明治編 - チロルの挽歌 - - 新十津川物語 大正編 - 新・王将 - オバサンなんて呼ばないで! - 恐怖の航海 - 潮風のサラ - 春むかし - 新十津川物語 昭和編 - 愛を忘れないで - 流れてやまず - 地球をダメにする50のかんたんな方法 - パパ嘘だと言って - 推定有罪 - とおせんぼ通り - 欅の家 - 大草原に還る日 - 私が愛したウルトラセブン - 消えた金塊ブリンクス・マット強奪事件 - パパとアリスの奮戦記 - ミス・ローズ・ホワイトの秘密 - 春の一族 - 系列(パート1) - オバサン、咲いた! - 三十三年目の台風 - がんばらんば 〜平成の島原大変〜 - 勇士たちの帰郷 - 街角 - エトロフ遥かなり - 愛が聞こえます - 聞こえるかい心の歌が - 五右衛門 - 銀行 男たちのサバイバル - 否認 - 幸福の条件 - 米田家の行方 - 北山一平 アイラブ人生 - 黄昏の甘い恋歌ときめき御用達・おぼっちゃまは元気印! - 系列(パート2) - 秋の一族 - 和菓子の味 - 妻よ

1995年 - 1998年

もうひとつの家族 - ゼロの焦点 - 放送記者物語 - 涙たたえて微笑せよ-明治の息子・島田清次郎 - 鏡の調書天使が街にやってきた - 家族旅行 - 天上の青 - 遠い国からの殺人者 - 八月の叫び - 刑事 蛇に横切られる - 新宿鮫 〜無間人形〜 - メナムは眠らず - されど、わが愛 - 天空に夢輝き 〜手塚治虫の夏休み〜 - やらまいか! - 夏の一族 - ストックホルムの密使 - 百年の男鯉のように百年生きろ - 一日三回食後に服用・よひんびん物語 - 大地の子 - 最後の弾丸 - 官僚たちの夏 - ランタナの花の咲く頃に - 水辺の男 - ぜいたくな家族 - 照柿 - 病院 - ちいさな大冒険 - 我等の放課後 - 秋の選択 - 憲法はまだか - 女にも七人の敵 - 新宿鮫 〜屍蘭〜 - おごるな上司! - うどんとビデオ - いのちの事件簿 〜福祉の最前線でケースワーカーは今〜 - 風のねがい - もうひとつの心臓 - 女たちの帝国 - 唄を忘れたカナリヤは… - 生前予約〜現代葬儀事情 - スズキさんの休息と遍歴 - 熱の島で〜ヒートアイランド東京 - 極楽遊園地 - 流通戦争 - 新宿鮫 〜毒猿〜 - 黄昏流星群〜恋をもう一度 - 風になれ鳥になれ - ラスト・イニング

 
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2005年 - 2009年

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2010年 - 2011年

君たちに明日はない - チェイス〜国税査察官〜 - 鉄の骨 - チャンス - TAROの塔 - チャレンジド 〜卒業〜

 
第4次(2013年 - )
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年

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2021年
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2023年
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土曜ドラマスペシャル(2011年 - 2013年、2017年 - 2019年)
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