ジミー・コンツェルマン

Jimmy Conzelman

基本情報

ポジション

クォーターバック
ハーフバック

生年月日

(1898-03-06) 1898年 3月6日

没年月日

(1970-08-05) 1970年 8月5日（72歳没）

出身地

アメリカ合衆国
ミズーリ州セントルイス

身長:

6' 0" ＝約182.9cm

体重:

175 lb ＝約79.4kg

経歴

大学

セントルイス・ワシントン大学

初出場年

1920年

初出場チーム

ディケイター・ステイリーズ

所属歴

ディケイター・ステイリーズ（1920年）
ロックアイランド・インデペンデンツ（1921年-1922年）
ミルウォーキー・バジャーズ（1922年-1924年）
デトロイト・パンサーズ（1925年-1926年）
プロビデンス・スティームローラー（1927年-1929年）

コーチ・キャリア

ロックアイラオド・インデペンデンツ（1921年-1922年）
ミルウォーキー・バジャーズ（1922年-1923年）
デトロイト・パンサーズ（1925年-1926年）
プロビデンス・スティームローラー（1927年-1929年）
セントルイス・ガナーズ（1931年）
シカゴ・カージナルス（1940年-1942年）
シカゴ・カージナルス（1946年-1948年）

受賞歴・記録

オールプロ選出2回：（1923年、1925年）
NFLチャンピオン2回：（1928年、1947年）
NFL1920年代オールディケイドチーム

NFL 通算成績

TDラン	16回
出場試合数	104試合
Player stats at NFL.com

Player stats at PFR

NFL殿堂入り

ジミー・コンツェルマン（Jimmy Conzelman 1898年 3月6日-1970年 8月5日）はミズーリ州セントルイス出身のアメリカンフットボール選手。指導者。

アメリカンフットボール

セントルイス・ワシントン大学ではハーフバックとしてプレーした。大学卒業後は、Great Lakes Navy teamに入り、1919年1月1日のローズボウルでチームメートのジョージ・ハラスと共に勝利した。1920年、ハラスに誘われて、ディケイター・ステイリーズ（現シカゴ・ベアーズ）に加入した^[1]。

1921年よりロックアイランド・インデペンデンツに移り、開幕から11連敗した後、チームのヘッドコーチを兼任、残りシーズンを4勝2敗1分で終えた^[2]。1922年、7試合インデペンデンツでプレーし4勝2敗1分の成績を残した後、ミルウォーキー・ハジャーズに選手兼コーチとして移り、2勝4敗3分の成績を残した^[2]。1923年、シーズン途中にハル・エリクソンにヘッドコーチ職を譲りフルタイムでプレーするようになった。チームはこの年7勝2敗3分と成績を向上させた^[2]。

1925年、デトロイトを本拠地とする新チーム、デトロイト・パンサーズのオーナーシップをNFLから100ドルで買い^[2]、選手兼コーチ兼オーナーとなった^[1]。チームは1925年、開幕から8勝1敗の成績をあげたが、感謝祭の日の試合でロックアイランドに3-6で敗れるなど8勝2敗2分、3位でシーズンを終えた。1926年には開幕から3連敗した後、4勝2分の成績をあげたが最後の3試合を連敗で終えて、4勝6敗2分でシーズンを終えた。シーズン終了と共にチームは解散した^[2]。

1927年、プロビデンス・スティームローラーの選手兼コーチとなった。この年チームは8勝5敗1分の成績を残した^[3]。クォーターバックの彼は1928年にひざを負傷したが、チームは8勝1敗2分でNFLチャンピオンとなった。1929年シーズン終了後、現役を引退した^[4]。プロビデンスには1930年まで所属し^[1]、26勝16敗6分の成績を残した^[2]。

1932年から1939年まで8シーズン、母校のワシントン大学でヘッドコーチを務め、40勝35敗2分の成績を残した^[5]。

1940年、シカゴ・カージナルスのヘッドコーチに就任し3シーズン務めた^[4]。

彼がチームを去った後、カージナルスは1943年から1944年にかけて10連敗を喫した^[6]。

1946年カージナルスに復帰、1947年にNFLチャンピオン、1948年にも11勝1敗で^[2]ディビジョン優勝を果たしたが^[1]NFLチャンピオンシップゲームでフィラデルフィア・イーグルスに0-7で敗れて連覇はならなかった^[4]^[7]。

ヘッドコーチとしては87勝63敗17分の成績を残している^[8]。

1964年にプロフットボール殿堂に選出された^[2]。

野球

1922年にマイナーリーグのロックアイランド・アイランダーズでプレー、104試合に出場し、打率.244、本塁打1、外野手としてプレーしている^[9]。

1944年、メジャーリーグベースボールのセントルイス・ブラウンズのフロント入りした^[10]。

死去

1970年8月5日、肺がんのため亡くなった。

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d “BIOGRAPHY”. プロフットボール殿堂. 2012年7月7日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h Steven Gomez (2009年12月18日). “NFL coach profiles: Jimmy Conzelman”. helium.com. 2012年7月7日閲覧。^{[リンク切れ]}
^ “A Season in Time: Providence SteamRoller 1928”. goldenrankings.com. 2012年7月7日閲覧。
^ ^a ^b ^c “Hall of Fame”. アリゾナ・カージナルス. 2012年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月7日閲覧。
^ “College Football Coaching Record”. sports-reference.com. 2012年7月7日閲覧。
^ “Jimmy-Conzelman”. ブリタニカ. 2012年7月7日閲覧。
^ “SPORTS BIOGRAPHIES”. hickoksports.com. 2012年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月7日閲覧。
^ “Coaching Results”. pro-football-reference.com. 2012年7月7日閲覧。
^ “Minor League Statistics & History”. baseball-reference.com. 2012年7月7日閲覧。
^ “How To Take A Biscuit Apart And Put It Back Just Like It Was 4/11”. スポーツ・イラストレイテッド (1961年9月18日). 2012年7月7日閲覧。^{[リンク切れ]}

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com, or Pro-Football-Reference （英語）
How To Take A Biscuit Apart And Put It Back Just Like It Was^{[リンク切れ]} （英語）

表話編歴 NFL1920年代オールディケードチーム
QB	ジミー・コンツェルマンパディ・ドリスコル（英語版）
HB	レッド・グレンジジョー・ギュヨン（英語版）カーリー・ランボージム・ソープ
FB	アーニー・ネバーズ（英語版）
E	ガイ・チェンバレン（英語版）ラバーン・ディルウェグ（英語版）ジョージ・ハラス
T	エド・ヒーリー（英語版）ピート・ヘンリー（英語版）カル・ハバードスティーブ・オーエン（英語版）
G	ハンク・アンダーソン（英語版）ウォルト・キースリング（英語版）マイク・マイカルスキ（英語版）
C	ジョージ・トラフトン（英語版）
当時は攻守兼任

表話編歴シカゴ・ベアーズ先発QB
ディケーター・ステイリーズ(1920) シカゴ・ステイリーズ(1921)
1920年代	ピアースドレッセンコンツェルマン J.スターナマンブライアンロムニードリスコル E.スターナマン
1930年代	ブランボーモルスワースマスターソンビュイビッドロンザーニラックマン
1940年代	オラークスナイダーロンググライゴファリスマリンズジャーモラックホロバックスプリンクルフラナガンルージャックブランダペリーナ
1950年代	ロマニックウィリアムズブラトコウスキブラウン
1960年代	ウェイドブキッチコンカノンレイクストローカーターダグラス
1970年代	ニクスハフアベリーニフィップスエバンズ
1980年代	マクマーン S.フラーリーシュランドリートムザックフルーティホヘンシーブラッドリーハーボー
1990年代	ウィリス W.フラーウォルシュクレイマークレイグマイアーステンストロームモレノクレイグマシューズマクナウンミラー
2000年代	チャンドラーバリススチュワートグロスマンクレンツェルハッチンソンクインオートングリーシーカトラー
2010年代	コリンズヘイニーマカウンキャンベルクラウセンホイヤーバークリーグレノントゥルビスキーダニエル
2020年代	フォールズダルトンフィールズシーミアンピーターマンベイジェント
年代の分類は初先発のシーズンによる