いのちの歌

いのちの歌
茉奈 佳奈シングル
初出アルバム『Sweet Home』
リリース
規格 12cmCD
ジャンル J-POP
レーベル NAYUTAWAVE RECORDS
UPCH-89047
(初回盤)
UPCH-80107
(通常盤)
作詞・作曲 Miyabi(作詞)
村松崇継(作曲)
チャート最高順位
  • 週間18位(オリコン
  • 登場回数23回(オリコン)
茉奈 佳奈 シングル 年表
泣いて笑って
2008年
いのちの歌
2009年
Mother
2010年
ミュージックビデオ
「いのちの歌」 - YouTube
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いのちの歌」(いのちのうた)は、茉奈 佳奈の4枚目のシングル。作詞は竹内まりや(Miyabi名義)、作曲は村松崇継2009年2月18日にNAYUTAWAVE RECORDSから発売された。

解説

  • 三倉茉奈三倉佳奈のダブル主演で2008年度下半期(2008年10月 - 2009年3月)に放送されたNHK連続テレビ小説だんだん』の劇中歌。
  • 2曲目には「feat. シジミジル」として劇中のユニット・シジミジル(三倉茉奈、三倉佳奈、東島悠起久保山知洋)によるアコースティック版の演奏を収録、また2枚組の初回限定盤には「いのちの歌」ミュージック・ビデオを収録している。
  • 2009年2月28日にはNHK出版より、デュエットピアノのための楽譜とピアノソロのための楽譜で構成された『NHK連続テレビ小説「だんだん」オリジナル楽譜シリーズ いのちの歌』も発売された。
  • 2009年2月18日に発売された作曲の村松崇継のオリジナルアルバム『Piano Sings』にはピアノソロ版の演奏が収録され、同3月6日にヤマハミュージックメディアよりピアノ譜『Piano Sings』も発売された。
  • 「いのちの歌」のピアノ譜は2012年12月22日発売の楽譜集『ピアノソロ 村松崇継 Best Selection 〜『だんだん』『大奥』ほか〜』にも収録されている。
  • 「人と人との出会い、縁、そして共に生きていくことの尊さ」を歌った本曲は、ドラマ放送後の2009年春ころより結婚式卒業式にて歌われる楽曲となっている[1][2]

制作

  • 三倉茉奈、三倉佳奈らによる連続テレビ小説『だんだん』劇中の音楽ユニット「シジミジル」が作った唯一のオリジナルソングという設定で制作され、2009年1月24日に放送された第96回で初めて劇中で登場した。
  • 作曲はドラマ全体の音楽も担当した作曲家・ピアニストの村松崇継。「いのちの歌」の原曲となるメロディーはもともと「母なる宍道湖」のタイトルでNHK連続テレビ小説『だんだん』の歌詞のない劇中曲として作曲されドラマ映像の背景にたびたび流れており、『NHK連続テレビ小説「だんだん」オリジナル・サウンドトラック』にもインストゥルメンタル版とピアノソロ版の2曲が収録されている。
  • ロケ地の出雲大社宍道湖を巡り、夏から秋へと移ろう夕映えの湖の光景を目にした際に旋律が浮かんできたという[3]
  • 鈴木砂羽演じる育ての母・嘉子が18年間愛情を込めて育てた娘・めぐみ(三倉茉奈)を大学進学に伴って京都の産みの母・真喜子(石田ひかり)のもとへと快く送り出す、その辛く複雑な心情をイメージしながら、そんな嘉子のことを救ってあげたいという思いを込めて生み出されたメロディーとのことである。[4]
  • 作詞はドラマの主題歌「縁の糸」及び劇中のナレーションを担当した竹内まりや。「シジミジル」が作った唯一のオリジナルソングという設定のため、竹内による作詞である事実は伏せられ、Miyabiのペンネームにより詞を提供した。
  • Miyabi=竹内まりやの事実はドラマ収録中三倉茉奈、三倉佳奈に対しても伏せられており、ドラマクランクアップ後の打ち上げパーティーの席上で竹内自身により初めて告げられた[5]
  • また、2010年12月に開催された竹内まりやのライブ『souvenir again』のアンコールで竹内のピアノ弾き語りによって「いのちの歌」が演奏され、あわせてこの事実が初めて一般に明かされた[6]

収録曲

CD収録曲

  1. いのちの歌
    作詞:Miyabi/作曲:村松崇継/編曲:前嶋康明
  2. いのちの歌 feat.シジミジル
  3. 白い色は恋人の色 feat.シジミジル
    作詞:北山修/作曲:加藤和彦/編曲:シジミジル・新谷豊
  4. いのちの歌 Backing Track

DVD収録曲(初回盤のみ)

  1. いのちの歌(ミュージックビデオ)

収録アルバム

  1. Sweet Home
  2. アイのうた〜東日本大震災チャリティ・アルバム
  3. Mariya's Songbook

竹内まりやによるセルフ・カバー

いのちの歌
竹内まりやシングル
初出アルバム『TRAD
B面 輝く女性よ!
リリース
規格 12cmCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
WPCL-11024
(初回盤)
WPCL-11025
(通常版)
作詞・作曲 Miyabi(作詞)
村松崇継(作曲)
プロデュース 竹内まりや
チャート最高順位
  • 週間10位(オリコン[7]
  • 2012年1月度月間45位(オリコン)
  • 登場回数20回(オリコン)
竹内まりや シングル 年表
ウイスキーが、お好きでしょ
2010年
いのちの歌
2012年
たそがれダイアリー
2013年
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竹内まりやの39枚目のシングルセルフカバーとして、2012年1月25日ワーナーミュージック・ジャパンよりリリースされた。

解説

収録曲

  1. いのちの歌
    作詞:Miyabi/作曲・編曲:村松崇継
  2. 輝く女性(ひと)よ! 
    作詞・作曲:竹内まりや/編曲:山下達郎
    • コーセー「グランデーヌ ルクサージュ」 CMソング。
  3. いのちの歌(ピアノ & ボーカル・バージョン)
    ボーナストラック(初回盤のみ)
  4. いのちの歌(オリジナル・カラオケ)
  5. 輝く女性(ひと)よ!(オリジナル・カラオケ)

収録アルバム

  1. TRAD
  2. Turntable

スペシャル・エディション

いのちの歌
(スペシャル・エディション)
竹内まりやシングル
B面 輝く女性よ!
リリース
規格 12cmCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
WPZL-31724/5
作詞・作曲 Miyabi(作詞)
村松崇継(作曲)
プロデュース 竹内まりや
チャート最高順位
竹内まりや シングル 年表
旅のつづき
2019年
いのちの歌(スペシャル・エディション)
2020年
テンプレートを表示
  • 竹内まりやが2019年12月31日の『第70回NHK紅白歌合戦』の特別企画コーナー「未来へつなぐ命のメッセージ」に出場し本楽曲のスペシャルパフォーマンスを披露したのに合わせ[13][14]、『いのちの歌 (スペシャル・エディション)』と題し、既発シングルの初回限定盤にライブ・ドキュメンタリー映画『souvenir the movie 〜Mariya Takeuchi Theater Live〜』より「人生の扉」のライブ映像を収録したDVDを付属して、2枚組の完全生産限定盤として翌2020年1月1日に再リリースされた[15]
  • 2020年1月7日に発表された1月13日付「オリコン週間シングルランキング」にて週間売上0.7万枚で第1位を獲得。竹内の「64歳10か月」での第1位獲得は桑田佳祐が前年1月14日付ランキングにて「レッツゴーボウリング」により記録した「62歳11か月」を上回り、「シングル1位歴代最年長記録」の歴代1位となった。
  • また「カムフラージュ/Winter Lovers」で1998年11月30日付で第1位を獲得して以来「21年1か月ぶり」となる第1位の獲得は、松任谷由実1993年8月9日付ランキングにて「真夏の夜の夢」で記録した「17年7か月ぶり」を更新して、「同一名義によるシングル1位インターバル記録」においても歴代1位となった[16][17]

関連番組

  • 竹内まりや Music&Life 特別編「いのちの歌の物語」(2020年3月24日 22:50 - 23:20、NHK総合[18][19]

村松崇継によるカバーシングル

いのちの歌
村松崇継シングル
初出アルバム『青き海辺のカタルシス』
リリース
規格 配信
ジャンル J-POP
時間
レーベル Climbing Records
作詞・作曲 Miyabi(作詞)
村松崇継(作曲)
ミュージックビデオ
「いのちの歌」 - YouTube
テンプレートを表示

収録曲

  1. いのちの歌
    作詞:Miyabi/作曲・編曲:村松崇継

収録アルバム

  1. 青き海辺のカタルシス

その他のカバー

  • 小野リサ(2013年、アルバム『Japão2』)
  • チェン・ミン二胡)(2013年、アルバム『オマージュ〜歌姫たちに捧ぐ〜』) - NHK Eテレテレビで中国語』エンディングテーマ(2015年)
  • スーパージュニア(2013年、Blu-ray/DVD『SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW5 in JAPAN 』)
  • IL DEVU(イル・デーヴ)(2015年、アルバム『NUKUMORI』)
  • 岡本知高(2016年、アルバム『春なのに〜想歌』)
  • 辛島美登里(2017年、アルバム『Cashmere』)
  • 樋口達哉テノール)(2017年、アルバム『あこがれ Ti adoro』)
  • 山田姉妹(2018年、アルバム『ふたつでひとつ 〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』)
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊(ソプラノ:鶫真衣)(2018年、アルバム『いのちの音』)
  • 小片リサ(2021年、カバーアルバム『bon voyage!〜 risa covers 〜』)
  • 夏川りみ(2021年、カバーアルバム『あかり』)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “茉奈 佳奈、結婚式で花嫁に生歌をプレゼント”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2009年7月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000050738 2018年8月10日閲覧。 
  2. ^ “富士二小卒業式 茉奈佳奈姉妹がサプライズ出演”. 富士ニュース. (2017年3月18日). http://www.fuji-news.net/data/report/education/201703/0000004109.html 2018年8月10日閲覧。 
  3. ^ 村松崇継(インタビュアー:成田雅志)「「いのちの歌」を作曲・音楽家 村松崇継さん 縁の糸 運命変えた」『中日新聞(CHUNICHI Web)』、中日新聞社、2020年1月26日。https://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/shizuoka_kiwame/list/2020/CK2020012602000190.html2020年3月17日閲覧 
  4. ^ NHK総合スタジオパークからこんにちは』村松崇継(2009年2月16日放送)
  5. ^ 竹内まりやさん。|三倉佳奈オフィシャルブログ「三倉さんちの次女ブログ」
  6. ^ 竹内まりや(インタビュアー:須田真希子)「インタビュー」『竹内まりや 「いのちの歌」特設サイト』。 オリジナルの2012年2月6日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20120206063705/https://wmg.jp/mariya/interview.html2018年7月9日閲覧 
  7. ^ 「いのちの歌」 竹内まりや オリコン芸能人事典-ORICON STYLE
  8. ^ 竹内まりやさんからCMソングについて直筆コメントをいただきました - 気になるシワ、たるみにグランデーヌ ルクサージュ
  9. ^ a b “竹内まりや「いのちの歌」が黒木瞳初監督「嫌な女」主題歌に”. 音楽ナタリー (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  10. ^ a b “竹内まりや「いのちの歌」が日本の絶景収めた映画「ピース・ニッポン」劇中歌に”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年4月17日). https://natalie.mu/music/news/278361 2018年4月18日閲覧。 
  11. ^ “Summer”. 原田泰治公式ウェブサイト. 2021年11月18日閲覧。
  12. ^ 「いのちの歌(スペシャル・エディション)」 竹内まりや オリコン芸能人事典-ORICON STYLE
  13. ^ “竹内まりやさん、紅白に初出演 朝ドラ劇中歌「いのちの歌」を披露”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2019年11月22日). https://www.sankei.com/article/20191122-EBXP3KSIS5N3NITPFR43BX3SDE/ 2020年1月9日閲覧。 
  14. ^ “竹内まりや&夫・山下達郎2ショット写真も流れる…NHK別スタジオから「いのちの歌」を披露”. 中日スポーツ(CHUNICHI Web). (2020年1月1日). https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020010102100007.html 2020年1月9日閲覧。 
  15. ^ “竹内まりや、「いのちの歌」スペシャル・エディションをリリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2019年11月26日). https://www.barks.jp/news/?id=1000175099 2020年1月9日閲覧。 
  16. ^ “竹内まりや「最年長1位」&「シングル1位インターバル記録」歴代1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年1月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2152635/full/ 2020年1月9日閲覧。 
  17. ^ “竹内まりや、「いのちの歌」で新記録”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2020年1月7日). https://www.barks.jp/news/?id=1000176940 2020年1月9日閲覧。 
  18. ^ “竹内まりや Music&Life 特別編「いのちの歌の物語」”. 日本放送協会. 2020年3月17日閲覧。
  19. ^ “NHKが竹内まりや出演「いのちの歌」特別編放送へ”. 日刊スポーツ. (2020年3月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202003130000591.html 2020年3月17日閲覧。 
  20. ^ “村松崇継がシンガーソングライターとして活動開始「いのちの歌」をセルフカバー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年6月4日). https://natalie.mu/music/news/285097 2018年7月9日閲覧。 
  21. ^ “村松崇継が8月に新アルバム発表、自身が歌唱する楽曲や映画の劇伴収録”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年7月9日). https://natalie.mu/music/news/290326 2018年7月9日閲覧。 

関連項目

外部リンク

  • いのちの歌[CD MAXI] - 茉奈 佳奈 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
  • 竹内まりや 「いのちの歌」 - Warner Music Japan
  • 竹内まりや 「いのちの歌 (スペシャル・エディション)」 - Warner Music Japan
三倉茉奈(姉) - 三倉佳奈(妹)
シングル

1.二千一夜のミュウ - 2.アップトゥミー - 3.おどるポンポコリン - 4.じゃがバタコーンさん - 5.ちびまる子ちゃん<CDコロちゃん/コロちゃんパック> - 6.二月のわた雪 - 7.Fighting Girl - 8.泣いて笑って - 9.いのちの歌 - 10.Mother - 11.夢の画用紙

アルバム
オリジナル

1.Sweet Home

カバー
その他
番組
テレビ
ラジオ

マナカナのオールナイトニッポンR - klim Duo presents マナカナのSweets Academy

ドラマ
関連項目

キューブ (芸能プロダクション) - 松竹芸能 - ユニバーサルミュージック (日本) - 日本コロムビア

シングル
RCA / RVC
MOON / ALFA MOON
MOON / MMG
MOON /
east west japan
MOON / WARNER
アルバム
RCA /
RVC
オリジナル
  • BEGINNING(1978年)
  • UNIVERSITY STREET(1979年)
  • LOVE SONGS(1980年)
  • Miss M(1980年)
  • PORTRAIT(1981年)
ベスト
MOON
オリジナル
ベスト
  • Impressions(1994年)
  • Expressions(2008年)
  • Turntable(2019年)
ライブ
カバー
コンピレーション
その他
  • LOFT SESSIONS Vol.1(1978年)
 関連項目
カテゴリ カテゴリ
Billboard JAPANラジオ・エアプレイ・チャート「Hot Top Airplay」第1位(2012年2月6日付)
1月
2月
  • 6日 いのちの歌(竹内まりや
  • 13日 ひとつ(長渕剛
  • 20日 ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン feat.ニッキー・ミナージュ & M.I.A.(マドンナ)
  • 27日 サブリナ(家入レオ
3月
  • 5日 真夜中のひだまり(安田奈央
  • 12日 Be...Ms.OOJA
  • 19日 デリシャスな金曜日(Crystal Kay
  • 26日 ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン feat.ニッキー・ミナージュ & M.I.A.(マドンナ)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
  • 3日 ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル(ワン・ダイレクション)
  • 10日・17日 ココロの羽コブクロ
  • 24日 Bless You(家入レオ)
10月
11月
12月
  • 2009
  • 2010
  • 2011
  • 2012
  • 2013
オリコン週間シングルチャート第1位(2020年1月13日付)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
  • シングル:1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
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  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024

  • デジタルシングル:2017・2018
  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024

  • 合算シングル:2018・2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024

  • ストリーミング:2018・2019
  • 2020
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  • 2024
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